WIRE ORTHODONTICS

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正について

ワイヤー矯正は矯正治療の中でも特に歴史が古く、現在も主流の治療法です。歯の表面にブラケットと呼ばれる矯正装置を取り付け、間から通したワイヤーの弾性力を利用し、歯を動かしていきます。
出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)、すきっ歯(歯間離開)や八重歯(叢生・乱杭歯)など、患者様のさまざまな症例に対応しております。部分矯正や全顎矯正など、歯並びやかみ合わせの状態に合わせた矯正方法のご提案が可能です。

ワイヤー矯正のメリット・デメリット

  • メリット

    • 古くから行われている治療法で多くの実績があります
    • 医院に来院時以外には、装置を取り外すことがないため、歯の移動が効果的にできることが期待できます
    • 難しい症例であっても対応可能です
  • デメリット

    • マウスピース矯正と比べ見た目は目立ちます
    • 装着当初は痛みがある場合があります
    • お口の中に小さな傷がつく場合があります
    • 歯磨きなどの毎日のケアが難しくなります

ワイヤー矯正の種類

  • 表側矯正

    歯全体の表面に装置をつけます。力を支える固定源が得られやすいため、歯並びの調整をしやすいのが特徴です。

  • 部分矯正

    「前歯が重なっている」、「八重歯を何とかしたい」など、目立つ部分だけなんとかしたいという方のための矯正治療です。動かす歯だけに装置をつけます。

表側矯正

歯の表側にワイヤーを装着し、矯正治療を行います。 歯の移動量を大きくでき、治療期間の短縮が期待できます。矯正方法として歴史も長く、エビデンスも豊富です。見た目が気になる場合は、ブラケットやワイヤーの色や素材を変更し、目立ちにくさにこだわった矯正治療も可能です。

治療期間(通院回数) 約1~3年(約4週間に1度の来院が必要)

表側矯正のメリット・デメリット

  • メリット

    • ほとんどの歯並びに対して治療することができます
    • 発音の影響を受けにくいです
    • 他の矯正治療に比べ治療費を抑えることができます
  • デメリット

    • 表側に矯正装置がついている為、人目につきやすいです
    • 装置で口元に厚みが出てしまい、口が突出してるように見えることがあります
    • 食事中に食べ物が引っ掛かりやすいです
    • 自費治療になるので費用が掛かります。

部分矯正

かみ合わせの不具合がなく、1~3本程度の歯だけを動かす必要がある場合、部分矯正で対応できる可能性があります。特に前歯などは、少しのずれやすきっ歯がお顔のイメージを左右します。全顎ではなく部分的な矯正のため、治療期間が比較的短く、治療費も抑えることが可能です。

治療期間(通院回数) 約半年~1年半(約4週間に1度の来院が必要)

部分矯正のメリット・デメリット

  • メリット

    • 気になる箇所だけ矯正できます
    • 治療期間と治療費を抑えることができます
  • デメリット

    • 適応できる症例が限られます
    • 自費治療になるので費用が掛かります

ワイヤー矯正のよくある質問

ワイヤー矯正は虫歯になりやすいと聞いたのですが、本当ですか?
ワイヤー矯正は装置を取り外せないため、歯と装置の間に磨き残しが増えやすく、虫歯の原因になる恐れがあります。正しく歯を磨くことはもちろん、デンタルフロスや歯間ブラシ、デンタルリンスなどのケア用品を組み合わせ、磨き残しを減らす対策が必要です。
ワイヤー矯正は痛いと聞いたのですが、どのような痛みですか?
歯を移動させるために、ワイヤーから歯に持続的な力が加わっています。装置の装着直後から2日程度は、歯が浮いたような感覚や痛みが出るかもしれません。ほとんどの患者様は、時間の経過とともに慣れていき、痛みも自然と治まりますのでご安心ください。
ワイヤー矯正で金属アレルギーがある場合は治療はできませんか?
金属アレルギーをお持ちの場合は、マウスピースを用いた矯正治療をご案内いたします。また、ワイヤー矯正の場合でも、金属不使用のブラケットやワイヤーのご用意が可能です。カウンセリング時にお申し付けください。
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